皆さん、こんにちは。
千葉県市原市を拠点に、商業施設やプラント・橋梁・鉄塔・駅などの足場工事・塗装工事を手掛ける濵田工業です。
連日のニュースを見て、「ナフサ不足の影響で建設現場の仕事がなくなるのではないか」「自分の会社や給料は大丈夫なのか」など、疑問や不安を抱えている人もいるでしょう。
実は、すべての現場が止まるわけではなく、公共工事の実績が豊富で多業種を展開する安定した会社を選ぶことで、このような資材不足の危機に左右されずに働き続けることが可能です。
この記事では、ナフサ不足が建設業界に与えるリアルな影響から、仕事がなくなる業種の傾向、そして将来の不安を解消して安定して稼げる会社の特徴までを分かりやすく解説します。
将来の仕事に不安を感じている職人の方や、安定した環境への転職を検討している方はもちろん、建設業界の最新の動向を知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。
■ナフサ不足の動向

最近のニュースで「ナフサ不足で仕事がなくなる」と聞き、不安を感じている職人も多いでしょう。ここでは現在の状況や、それが本当なのかについてわかりやすく解説します。
・不足はデマか事実か?
「ナフサ不足はデマ」というニュースもあります。政府は「数ヶ月分は確保している」と回答していますが、2026年6月時点で建設業の現場では塗装用シンナーや断熱材などの材料が手に入らない状況です。
これは、メーカーが将来の枯渇を恐れて出荷を停止する「目詰まり(供給の停滞)」が原因です。数字上の在庫はあっても、現場に製品が届かない「事実」が起きています。
・日本だけの問題?
ナフサは中東情勢の悪化により供給が滞っています。中東からの輸入に大きく依存する日本には深刻な問題ですが、決して日本だけではありません。アジア全体の製造業や建設業界にも影響が波及しており、世界的なサプライチェーン(製品が作られてから現場に届くまでの全体の流れ)の分断という問題に発展しています。
・政府の対応と今後の予測
政府は企業に対して通常通りの生産や出荷を要請し、状況の解消を図っています。しかし、メーカー側も今後の供給不安から慎重なため、すぐに価格高騰や資材不足が解決するとは限りません。
今後は別の国からの確保などが進められますが、建設業界で働く仲間は、もうしばらく影響が続くと考えて対策する必要があるでしょう。
参考:埼玉土建一般労働組合「ナフサ由来製品が出荷停止・価格高騰-建設業で働く仲間に深刻な影響を及ぼしている」
■資材と日用品への影響

ナフサはプラスチック製品や各種薬品の原料となるため、不足すると建設現場だけでなく暮らし全体に影響が出ます。どのような製品に高騰や不足の恐れがあるのか、実態を整理します。
・買うべきものと買いだめ
仕事で使うシンナーや塗装材料、養生用のポリシートなどは、必要な分だけを計画的に確保するのがポイントです。不安から企業や職人が買いだめに走ると、メーカーの出荷停止を招き、本当に必要な現場に材料が届かないショック(混乱)が大きくなります。
また、住宅リフォーム用の配管や内材なども、今後の供給状況を仲間と確認しながら発注することが大切です。
・代替素材の可能性
供給不足の対策として、ナフサに依存しない代替素材(代わりとなる材料)の活用が進んでいます。製造業では植物由来のプラスチックや、石油を使わない水性塗料などの開発に力を入れています。現在は価格の高さや耐久性の問題がありますが、政府の支援もあり、今後はこれらのエコ素材が建設業界の新しいスタンダードとして普及していくと予測されます。
■影響を受ける仕事と対策

資材不足や高騰が長引くと、工事の進め方や企業の経営状態に大きな差が生まれ、職人の雇用環境にも波及します。どのような業種で状況が厳しくなり、どこにチャンスがあるのかを解説します。
・仕事がなくなる業種の傾向
新築の戸建て住宅やリフォームをメインとする工務店など、個別の資材調達力に頼る中小企業は影響を強く受けます。メーカーからの出荷停止が直撃し、現場の材料が確保できなくなると、工事全体がストップしてしまいます。
その結果、一時的に「職人の仕事がなくなる」という深刻な状況に追い込まれるケースが本当に出始めています。
・需要が途切れない業種へ
一方で、マクロ経済の波に左右されにくい業種や企業は存在します。ナフサ不足による資材高騰があっても、社会の維持に不可欠なインフラに関わる工事や、予算が最初から組まれている現場は、仕事自体が完全になくなるリスクが低いです。
不安な時期だからこそ、需要が途切れない安定した供給ルートや受注基盤を持つ環境を選ぶことが、最大の自己防衛になります。
■安定して稼げる会社の特徴

資材の供給が不安定な時期でも、職人が将来への不安を持たずに安心して働き続けるためには、会社選びが非常に重要です。厳しい経済状況や資材高騰の環境下でも、常に豊富な仕事量を維持し、従業員の生活を守り抜くことができる安定した企業の特徴について、重要なポイントに分けて解説します。
・足場や塗装等多業種の展開
1つの職種や特定の材料だけに依存している会社は、今回のナフサ不足のような事態が発生した際、ダイレクトに影響を受けやすい傾向があります。
一方で、仮設足場工事や解体足場に加え、塗装工事など複数の事業を柔軟に展開している会社は、どこかの資材が滞っても別の現場で売上を立てることが可能です。仕事の選択肢が広く確保されているため、状況変化に強く職人の稼ぎが途切れません。
・公共工事の豊富な施工実績
国の予算で行われる公共工事や、橋梁・鉄塔といった社会インフラ(人々の生活の基盤となる重要設備)に関わる現場は、民間工事に比べて景気や資材ショックの悪影響を受けにくいのが最大のメリットです。
これらの難易度が高い特殊な現場を手掛ける企業は、確かな信頼と高い技術力がある証明でもあり、不況時でも年間を通じて安定した受注が期待できます。
公共工事についてはこちらの記事も参考にしてください。
》公共工事は週休2日で休める?収入減の不安を解消する仕組みと優良企業の見極め方
・自社施工による安定受注
下請け業者に丸投げせず、自社の職人で施工をすべて完結させる体制を持つ会社は、高いコストパフォーマンスを発揮し、元請け企業からダイレクトに指名で仕事を獲得できます。資材不足で業界が厳しい時期でも、優先的に案件が回ってくる強みがあるため、時期による収入の変動が少なく、長期的に安心して働ける環境がしっかりと整っています。
■まとめ

ナフサ不足による資材の高騰や供給停止は、建設業界で働く職人にとって「仕事がなくなる」という現実的な不安をもたらしています。中東情勢などの影響もあり、この問題は今後も続く可能性があります。しかし、すべての現場が止まるわけではありません。
不安な状況を乗り切るためには、現状を正しく理解し、需要が途切れない安定した環境に身を置くことが必要です。公共工事の実績が豊富で、多業種を展開する自社施工の会社など、経営基盤の強い環境を選ぶことが、将来の安心に直結します。今回のニュースをきっかけに、ご自身の働き方や今後の将来性を見つめ直し、安定して稼ぎ続けられる道を選択していきましょう。
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