千葉県市原市でとび職人を目指すあなたへ【代表インタビュー】

お世話になっております。


千葉県市原市を拠点に商業施設やプラント・橋梁・鉄塔・駅などの仮設足場・解体足場・特殊足場および塗装工事を手掛ける濵田工業です。


先日、代表の濵田が「とび職を目指すあなたへのメッセージ」という題材でインタビューを受けました。今回は千葉県市原市でとび職人を目指す方に向けて、その内容を公開します。


「とび職人の仕事に興味があるけど、どんなやりがいがあるのか分からない」「別の業界に転職を考えていて、業界研究をしたい」などをお考えの方は、ぜひご覧ください。



“縁の下の力持ち”だから感じる、とび職としてのやりがい

見えないところで安全性と品質を高める「誇りある仕事」


濵田工業 代表取締役 濵田祐太




記者:

今回はお忙しいなか、お時間をいただきありがとうございます。今回は建設業界における人材育成について、濱田さんが感じる「とび職ならではのやりがい」を含めてお伺いできたら、と。どうぞよろしくお願いします。


濵田:

こちらこそよろしくお願いいたします。


記者:

はじめに、濵田代表のこれまでのキャリアを教えてください。


濵田:

私はもともと建設業での仕事はしていました。しかし若いころは色々な経験がしたかったので、一度建設業を離れ、スキーのインストラクターに転職したんです。


記者:

まったく違う仕事をしていた時期もあったんですね。どうして、建設業界に戻ってきたんですか?


濵田:

「手に職をつけたい」という気持ちが強くなったんです。スキーのインストラクターをするためには、雇用先としてスキー場が必要ですよね。その点、とび職人は建物がある限り仕事ができる。「自分の腕一本でかたちに残る仕事をしていきたい」という野心があったんですよ。


記者:

たしかに。建物はなくならないし、技術さえあれば1人でも仕事ができますからね。


濵田:

その通りです。その野心がもとになって、2012年に濵田工業を設立しました。私が26歳のときでしたね。


記者:

26歳ですか。若いうちにご決断されたんですね。設立当初は大変だったのでは?


濵田:

ええ、最初はイチから仕事を取らなきゃいけなかったので、大変でした。ご依頼にきちんと応えるために、1台の軽トラックにいろんな工具や資材を入れて、あらゆる現場を回ってましたね。苦労した、と思い返すこともありますが、経験が今の実績につながっていると自負しています。今は「他社には負けない」という自信がありますね。


記者:

若くから努力した代表がいて、今の濵田工業があるんですね。ご代表として、設立当初から貫いている仕事への“こだわり”はありますか?


濵田:

当初から意識していることは、「件数やスピードより、安全性や質を追求すること」です。これは社内全体で意識している部分になります。高所での作業のために足場を組み立てるのが、とびの仕事です。人命を預かる仕事なので、安心して使ってもらえる足場を組むことが大前提だと考えています。1つひとつの現場に「安全性」と「質」を与えることがミッションですね。


記者:

そのために、社員の皆さまにどのような教育を?


濵田:

現場に入ってすぐに作業するのではなく、作業に臨む前に、さまざまなリスクを想定することを約束にしています。現場全体を観察して事故の危険がありそうな場所を覚えておいたり、職人同士の声かけなどを徹底したりしていますね。


記者:

会社全体として「安全と質」を追求できているんですね。


濵田:

はい。そこに関しては自信があります。


記者:

濵田工業さまは8年目です。会社を設立されてから最も印象に残っていることは?


濵田:

個人的には、関わってきた1つひとつの現場が思い出深いですよ(笑)。会社での印象となると、社員のみんなとの思い出のほうが強いですかね。


記者:

なかでも、覚えていらっしゃることはありますか?

濵田:

弊社は従業員やその家族も含めて、とにかく仲が良いんです。社員全体でのイベントも多く催しています。例えば、2018年から、忘年会を兼ねて家族同伴で慰安旅行を行くようになりました。


記者:

家族同伴なんですね。大所帯だったのでは?


濵田:

30名くらいが参加しました。普段の現場での職人姿ではなく、プライベートの一面を出してくれるので、まるで修学旅行の学生気分でしたね(笑)。楽しんでくれたようで「毎年、恒例にしましょう」と。


記者:

社員一丸で楽しむことは大事ですよね。


濵田:

その通りですね。仕事ばかりでは、どうしてもストレスがたまって生産性が落ちてしまう。プライベートも楽しめるからこそ、良いパフォーマンスができると信じています。


記者:

最後に「とび職になろうと考えている若者や求職者」に向けてメッセージをいただいてもいいですか?


濵田:

弊社も現在、鳶職人を募集していますからね(笑)。


記者:

濵田工業で働きたい人もこのインタビューが応募のきっかけになればいいな、と。とび職の仕事に興味があるものの、勇気が出ない方もいらっしゃると思うんです。メッセージをお願いします。


濵田:

建設業界に「きつい・汚い・危険」の3Kのイメージを持っている方は多いでしょう。でもそれはもう古い。濵田工業が掲げる新しい3Kは「格好よく・キレイ・規律正しい」です。この3Kの改革に会社一丸となって前進しています。


記者:

業界のプラスイメージを見ていらっしゃるのですね。


濵田:

はい。とび職人って格好いいんです。建物が完成したら、足場は撤去されます。つまり鳶の仕事は、カタチに残りません。しかし高所で作業する職人さんが安全かつスムーズに施工するために、足場は必要な設備なんです。建設現場において、鳶の仕事はいわば「縁の下の力持ち」。私を含め、濵田工業は「鳶職人であること」に誇りを持っています。


記者:

なるほど。確かに足場があった痕跡はなくなる。でもとび職人がいなければ、建物は完成しない。現場全体をサポートする「縁の下の力持ち」というわけですね。新米のとび職人にとって「やりがい」を伝えてくれる代表がいるのは、ありがたいと思います。


濵田:

やりがいは仕事において大切ですよね。濵田工業のメンバーは全員がその意義を分かっていると思います。未経験者で入社する者もいますが、先輩がイチから教えますからね。もちろん専門的な技術も伝えながら、成長していただきます。


記者:

スキルもマインドも、一人前になるまでしっかりとサポートするわけですね。


濵田:はい。日々の現場を通して、スキルアップができる環境は整えています。


記者:

濵田工業さんに入社すれば、上手くとび職人としてのスタートダッシュを切れそうですね。今回は、ありがとうございました。





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