職長教育って何を学ぶの? ①職長の役割と職長教育の必要性

 

建設現場では多くの作業員が働いており、そのリーダーのことを「職長」といいます。職長の職務は、作業員への指示や施工の品質管理、作業計画書・作業手順書の作成、不適切な点の是正、安全への配慮、作業用具や保護具の点検など多岐にわたります


つまり職長は、作業の品質だけでなく安全衛生面においても重要な存在なのです。


そのため職長(に相当するポジション)に昇進した人は、現場に入る前に「職長教育」を受けることが労働安全衛生法によって義務付けられています。職長教育は、作業員の指揮・監督や安全衛生管理の知識・方法・心構えなどを身につけるためのものです。もし職長教育を修了していない人が現場を指揮監督すると、労働基準監督官から是正勧告(行政指導)を受けてしまうため、法令遵守の意味でも職長教育は欠かせません。



また、作業現場の規模によっては「安全衛生責任者」を選任する必要もあります。安全衛生責任者の主な役割は、元請が選任した「統括安全衛生責任者」や他の職種の施工会社との連絡・調整です。一般的には職長が安全衛生責任者を兼ねるため、それぞれの教育内容をまとめて「職長・安全衛生責任者教育」としており、基本的に「職長教育」といえばこの講習を指します。


では、職長教育では具体的にどのような講習が行われるのでしょうか? 次回のブログでは、その内容をご紹介します。