とび職人はもうダボダボのズボンを履かない!? 最新の作業服はどうなっているの?

皆さんこんにちは。

千葉県市原市を拠点に商業施設、プラント、橋梁、鉄塔などの仮設足場・解体足場・特殊足場・プラント足場工事および塗装工事を手掛ける濵田工業です。


以前、「なぜダボダボのズボンを履く?とび職人の作業着の理由と流行」(https://www.hamada-kogyo-inc.jp/blog/contents/114017)の記事で、とび職人がニッカポッカ(ダボダボのズボン)を履く理由をご紹介しました。ニッカポッカは見た目とは裏腹に機能的で、多くのとび職人に愛されてきた歴史があります。世間的にも、とび職人といえばダボダボのズボンというイメージが強いでしょう。


しかし実のところ、最近はもうニッカポッカではなく、普通の作業着がトレンドになっています。それどころか、ニッカポッカの着用を禁止している現場も増えているほどです。ニッカポッカはメリットも多い(はずの)服装であったにも関わらず、なぜこうなってしまったのでしょうか。



1番の理由は、やはり安全性の問題です。一応ニッカポッカにも、「ダボダボの部分で障害物や強風を察知できる」「高所作業中にバランスを取りやすい」といった、安全面のメリットはありました。しかしそれ以上に、ダボダボの部分が差し筋や障害物に引っかかり、転倒・転落する危険の方が大きいとみなされるようになってきたのです。


また、作業服の性能の向上も関係しています。最近の作業服のズボンは耐久性が高く、帯電防止や耐熱・耐火性能を備えた製品も登場している他、動きやすいストレッチ素材の作業ズボンも展開されています。こういった事情から、特にニッカポッカが禁止されていない現場でも、性能を重視して平ズボンを選ぶ職人が増えているのです。


もちろん、今なおニッカポッカを愛用している職人もいますが、今後はだんだん置き換わりが進んでいくでしょう。濵田工業でも、作業服は安全性・機能性を重視して選んでいます。興味のある方は、ぜひお近くのお店へ最新の作業服を見に行ってみてください。


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