皆さん、こんにちは。
千葉県市原市を拠点に、商業施設やプラント・橋梁・鉄塔・駅などの仮設足場・解体足場・特殊足場および塗装工事を手掛ける濵田工業です。
鳶職人として働くにあたって、ぜひ意識しておきたいのが「キャリアアップ」です。キャリアアップとは、より優れた知識や技術を身につけ、地位や経歴を向上させることをいいます。キャリアアップには多くのメリットがあるため、必要な能力を計画的に身につけることが大切です。ここでは、鳶職人のキャリアアップのメリットや方法、求められる能力について解説します。
■鳶職人がキャリアアップするメリット
鳶職人がキャリアアップすると、さまざまなメリットが得られます。特に重要なメリットは以下の2つです。
・収入が増える
より高度な技術を身につけて高品質な仕事ができるようになれば、それに伴って給与もアップします。また、現場のリーダーや管理職につくなどして地位が向上すれば、やはり給与がアップし役職手当などもつきます。同じ会社で長く働くだけでも収入は増えていきますが、大幅な収入アップを狙うならキャリアアップは必須です。
・仕事の幅が広がる
キャリアアップした鳶職人は、ポジション次第で現場作業以外の仕事に携わる機会があります。管理職として現場管理を行ったり、部下の教育に当たったりすることもあるでしょう。つまり、仕事の幅が広がるので、より自分に適した働き方ができるようになるのです。
また、鳶職人は肉体労働なので、一定以上の年齢になると若い頃のように働けなくなる場合があります。そのような時でも、現場管理や教育といった業務ができれば、鳶工事業界で無理なく働き続けることが可能です。条件のいい会社を求めて転職したり独立したりする時にも、こういった業務の経験は大いに役立ちます。
■鳶職人のキャリアアップの方法
鳶職人としてキャリアアップするためには、いくつかの方法があります。主な3つの方法を見ていきましょう。
・資格の取得
最も確実なキャリアアップの方法が資格の取得です。多くの会社では資格を取得すると手当が出るのに加え、特定の資格を持っていないとできない仕事・つけない役職もあります。自身の技術の証明にもなるので、関連資格を積極的に取得するのがおすすめです。
有用な資格としては、クレーンなどに荷物を掛け外しする際に必要な「玉掛け」や、労働災害の防止を目的に現場の指揮等を行う「足場の組立て等作業主任者」「建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者」などがあります。とび職人としてのスキルを証明するために、「とび技能士(1級~3級)」も取得しておきたいところです。
また、自社で足場を保有している会社の場合は、資材を運ぶための大型免許なども役立つ場合があります。勤務先の事情に合わせて資格を取得すると、より評価が高まるでしょう。
・職長になる
上位のポジションになりたい場合、まず目指すべきなのは職長です。職長は現場で働く作業員のリーダーで、作業員への指示、施工の品質管理、現場の安全対策、作業用具・保護具の点検、作業計画書・作業手順書の作成などを職務としています。職長としてチームを指揮する経験を積めば、さらに上のポジションを目指せるでしょう。
なお、職長になるために特別な資格は必要ありませんが、職長に選任された人は「職長教育」を受ける必要があります。
職長教育の講習内容はこちら
https://www.hamada-kogyo-inc.jp/blog/blog/132032
■キャリアアップのために必要な能力
キャリアアップはただ働くだけでなく、必要な能力を積極的に身につけてこそ達成できます。必要な能力はいろいろあるのですが、特に以下の2つは必ず身につけておきましょう。
・経験
最低限必要な能力はもちろん、鳶職人としての経験です。試験を受けて資格を取得するにしても、会社に能力を認められて職長になるにしても、そして独立するにしても、肝心の鳶職人としてのスキルが身についていなければ何もできません。
また、さまざまな現場を経験することで知識が深まり、判断力や管理力、指導力なども培われます。できる限り多くの経験を積んで、一流の鳶職人を目指しましょう。そのためには、働きやすく充実した指導・教育が受けられる会社に就職することも大切です。
・社会人基礎力
仕事を任せてもらうためには、一般常識やコミュニケーションスキルなども必要です。経済産業省は、社会人が身につけておくべき能力として、「社会人基礎力」という概念を提唱しています。
社会人基礎力は、「前に踏み出す力(アクション)」「考え抜く力(シンキング)」「チームで働く力(チームワーク)」の3つの要素で構成され、さらに12の能力要素に分けられます。物事に進んで取り組む「主体性」や、現状を分析し目的や課題を明らかにする「課題発見力」、相手の意見や話を丁寧に聴く「傾聴力」など、鳶職人の仕事においても重要なスキルばかりです。
これらは「できて当たり前」と思うかもしれませんが、実行するのは意外と簡単ではありません。鳶職人以前に1人の社会人として、基礎的な能力をしっかりと身につけておきましょう。
■まとめ
鳶職人がキャリアアップすれば、収入が増えるだけでなく仕事の幅が広がり、より自分らしい働き方が可能になります。キャリアアップの方法はいろいろありますが、何よりもまず社会人基礎力を身につけ、鳶職人としての経験を積むことが大切です。将来を見据えて、計画的にスキルを身につけていきましょう!
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